今日は、『テン・ホールズハーモニカの魅力』(於:セシオン杉並)というコンサートに出演してきました。日本を代表するブルースハーピストの松田幸一さんや、続木力さん、石川二三夫さんといったすごいプレイヤーが集う、テン・ホールズのファンにはたまらないイベントです。
僕がピアノでサポートしたのは、残念ながらそんな大御所の方々ではなく、オープニングの前座(?)で、ちょろっと弾いた程度です。(プログラムにもノークレジットで・・・。)
まあ、それはさておき、今日のピアノは何とベーゼンドルファーでした!
杉並区の公共ホールでもベーゼン所有しているのですね。(杉並区に失礼かな・・!?)
以前、浜離宮ホールでもベーゼンを弾いたことがあるのですが、弾いた時のレスポンスが恐ろしく良い!ピアニッシモは鍵盤に触れた程度で音が静かに響き渡るし、フォルティッシモはまさに200%位のイメージで音が返ってくるし。すごいです、このピアノ。
日本全国、色々なところで演奏させていただく機会が多いのですが、やはり多いのはスタインウェイ。スタインウェイの素晴らしい所は、どのピアノも当たり外れがなく、あまり楽器のクセを気にせず、安心して弾けるところにあります。
しかしその分、ベーゼンに比較すると無難な印象がすることも確かです。
ベーゼンはヨーロッパの高級車に乗っているような感じ。クセは多少ありますが、そのパワーやレスポンスは普段、国産のピアノに弾きなれていると最初は乗りこなせない(弾きこなせない!?)ような感覚に陥ります。
しかし、慣れてくるとまさに弾いている指や体と、一体となって音を奏でてくれる、素晴らしいピアノであります。
やはり、(お値段の)高いピアノはそれなりに素晴らしい音が出るものです。
こんなピアノがたまに弾けると、シアワセ・・・・。
うちにも1台ぐらい、欲しいな。。。
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