音検1級、ついに合格しました!

音検1級証明書
音検1級証明書

去る2月13日、(財)音楽文化創造が主宰する、音楽検定(音検)1級・洋楽系の試験を受けてきました。この音楽検定は広く音楽の知識や教養、スキルを図るもので、クラシックのみならずジャズ・ロック・民謡・民族音楽・音楽著作権やDTMなど音楽に関する幅広い分野から出題されます。

 

私自身は2006年度に3級、2007年度に2級と順調に取得してきたのですが、2008年度の初めての1級挑戦では、『総合課題』と『編曲課題』という2つの分野のうち、『編曲課題』で不合格。一旦、保留となりました。

どちらかの課題が合格した場合は、3年間?の保留期間があり、不合格の課題のみ『追試』のような形で受験することができます。

 

そして、2010年度の今年は『編曲課題』の、3回目の挑戦。

課題曲は『サンタルチア』でした。

自分は、得意の『金管五重奏』で勝負。昨年の反省を踏まえ、トランペットのB♭管×2本、ホルン(F管)、C管のトロンボーンとチューバ、という典型的な編成で、デキシーランド風に編曲。昨年は書ききれなかった、オブリガードやダイナミクス、アーティキュレーションもちゃんと書きいれて、我ながら完璧!

これで不合格だったら、審査員のセンスを疑うな・・・・と、強気な態度。

 

・・・と言いながらも内心、不安であったのですが3月の末に合格証が届きました!

足掛け3年間、長かった!!

 

1級を取ったら、『音検対策セミナー』でも開催しようかな・・・・?と思っていたのですが、

実は2011年度から、経済的な事情から検定実施を見合わせるそうです。(実質、中止!)

資格試験というものは、受検者がどんどん増えて、徐々にステイタスが上がっていくものだと思うのですが、ここで中止になってしまうと、正直『せっかく苦労して取ったのに、何だったんだろう・・・』という気持ちは拭えません。

 

近い将来、音検が再び復活することを切に願いつつ、この『合格証明書』は自分への勲章としてそっと、しまっておくことにします。