生涯学習音楽指導員について

  

 

『生涯学習音楽指導員』という資格をご存知でしょうか?

 

これは、財団法人音楽文化創造という文部科学省の外郭団体が、平成6年(1994年)に制定された『音楽振興法』に基づき、地域社会における音楽文化の振興を積極的に推進するリードオフマンとして、地域に根ざした音楽指導を行うという役割を担う指導員を公的に認定するという資格で、現在、約2,000名弱の指導員が日本全国各地で認定を受け、活動をしています。

 

私は今年度(2009年度)の生涯学習音楽指導員C級の認定講座(夏季3日間/冬季3日間)を受け、現在、修了レポートの作成に追われています。

このレポートが無事に通れば、5月にはC級の指導員資格を認定されることになっています。

 

私の居住している川崎市は『音楽のまち・かわさき』というキャッチフレーズの下、かつての『京浜工業地帯の中心・産業の街』として全国的に知られていたイメージから、『音楽の街』として文化都市のイメージへの転換を図っています。

 

現在の川崎市長が(既に3期目ですが)音楽文化に関してとても理解のある方で、川崎市民にとって音楽活動を行うのにとてもやりやすい環境づくりをしてくれています。

(阿部市長、ありがとうございます♪)

 

 

今後は、行政・民間・学校と言った『官・民・学』が一体となり、日本の音楽文化振興と新たな音楽文化創造のために取り組んでいくことが不可欠であると思いますし、それを全国的にリードしていくのが、『音楽のまち・かわさき』の役割であると思っています。

 

さて、無事にこの生涯学習音楽指導員の資格を認定された暁には、自分には一体、何ができるのだろう?

自身の演奏活動は積極的に行っているものの、音楽指導員として音楽文化の振興や創造のためにどんな活動を行っていけばよいのだろう?

 

・・・・・模索する毎日がしばらくは続きそうです。